比較球

遠い昔は自由に動き回っていた僕らの心

今では鎖で縛られてるけど

あなたの歌声はそれを解き放ち

心はそっと微笑みだした

暗闇から光をすくいあげるのは簡単で

そこからしか見えない景色もあるでしょう？

不安や絶望に頭悩ます日や希望で満ち足りた日も

僕らは忘れてしまうけど

それらは血となり身体を支えていく

悲しみもきっと　笑顔の花を咲かせるんだ

遠い昔は自由に使いこなせた僕らの翼

今では痺れて動かせないけど

あなたの詞はそれに優しく降りかかり

翼は再び動きだした

期待通りの景色が広がることは滅多にないけど

突然の幸福が道を照らすこともあるんだ

卑屈な僕らの瞳は自分を傷つけるものばかり見てしまうけど

丸い視点から世界を見てごらん

暖かいところで輝いている自分と

暗いところで泣いている誰かが見えるから

痛みは　きっと笑顔で散らせるんだ

いつも　笑って歩いていこう